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パソコンの雷対策 [パソコン]

「パソコン 雷対策」こんなキーワードでこのBlogがヒットしていた。
恐らく、ここ最近の落雷や停電での頻度で検索されたのではないかと思います。
ってことで、家庭で出来る対策をご紹介したとおもいます。

まずは、業務用途の対策をちょこっとご案内したいと思います。
この写真は、サーバールームの写真なんですが万一、システムに何かあるとたくさんの方に
相当な影響が出るものが大量に置いてある部屋になります。
雷でちょっと停電では許されない環境です。

この部屋の電源は、商用電源(電力会社からの電気)をCVCF(※)を経由して
電気がきています。そして、各端末に電気が供給されています。
一部機器はさらにUPS(無停電電源装置)を取り付けてあります。

これによって、急激な電圧低下や停電が発生しても安定化回路、過電流保護、
バッテリーで常に安定した電気が供給出来るシステムになってます。
(非常時のために電源車からの供給口もあります)前の会社では自家発電機も備えてました。

※CVCF:http://e-words.jp/w/CVCF.html
 地下室にありますが巨大なバッテリーと制御盤が置いてあります。

こんなシステムは相当なお金となによりもかなり広い設置スペースが
必要なので家庭に設置は無理です。

では、家庭で出来る雷対策は?

上記、業務用に近いものを導入する事が出来ます!
まず、重要なのが雷が落ちた際に自らが犠牲となってその先の機器を守ってくれる雷ガード
http://www.sanwa.co.jp/seihin_joho/thunderguard/index.html
ここで注意点があって、雷はコンセントからだけ進入するものではありません!!
電話線等も落雷の恐れがあるので電話線の保護も出来るタイプの導入をオススメします。

これだけで落雷してもパソコンは保護されます!
ただ、これだけだと万一落雷した際に、壊れはしませんが最悪、データが消えたり、
OS、ソフトが停電による強制終了でおかしくなってしまう事があります。
なので、停電しても電源が直ぐに切れてしまわないようにするために
「UPS:無停電電源装置」を導入しましょう。
この機器をつける事によって、約5分弱(機器による)は停電でも安定した電気が
供給されるので、その間にデータを保存して速やかに電源を切れば安心です!
ただ、UPSのバッテリーには寿命があります(約2年~5年)なので、
なので、多少高価でもバッテリーが簡単に(自分で)交換出来るものとバッテリーが手に入りやすい
ものを導入する事をオススメします。

UPSの有名メーカーとして、「APC社」のものがありますが初期で付属している電池はあまりよく
ありません(寿命が短い)ので、中古UPSのバッテリーを国産品に替えて安くて長持ちする
リサイクル機器もあるのでそーいったものも検討してみてください。
(ただし、あくまでも中古筐体のため品質にばらつきがあるかもしれません、自己責任です)

他には、サウンドハウスさんが格安で販売しているUPSを使うのもよいかもしれません。
http://www.soundhouse.co.jp/shop/SearchList.asp?i_type=c&s_category_cd=2190
寿命が近づいたら早めに機器ごと交換とかですかね。

機能などをよく見比べて検討してみてください。

あと、UPSは供給出来る容量によって値段が違います。
購入前に自分の使用している機器の消費電力を確認しして、
少し余裕のある機種を選択しましょう。余裕があればある程長くバックアップできます。
ギリギリの機種や力不足の機器では意味が無かったりします。
また、極度に力不足だと保護回路(過負荷防止)が働き動作しない場合もあります。

UPSをつける事をオススメするパソコン以外の機器
・電源を抜くと時計や予約設定が消えるビデオデッキ等
 (再設定の手間が省けます、停電になっても録画できます)
・電話機(電源必須の機種。停電時でもNTT回線が正常であれば通話できます)
・小型の照明器具(蛍光灯スタンド等の低消費電力のものがあれば、
 夜間の急な停電でも部屋を照らせます)

UPSにつなぐとトラブルの原因になる機器
・電気を大量に消費する機器や電源投入時に一気に電気を使用する機器
 (電子レンジ、ポット、テレビ、冷蔵庫等)
・ラジオ、コンポ等(稀にノイズ等がはいる事があります)

以上、長いですが参考になればと思います。

注意!
上記、対策を講じても事故が発生する場合はありますが、自己責任にて対応願います。
不利益が生じても当方では一切責任を負いません。

UPSのバッテリーは絶対に不法投棄しないでください。
自治体の指示に従って破棄するか、購入店・メーカーに相談し回収してもらってください。
また、火中へは絶対投入しない、端子同士をショートさせないこと。

UPSは通気のよいなるべく涼しい場所にある単独のコンセントに設置してください。
(通気の悪い環境等で使用すると著しく寿命が縮む場合があります)


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